北秋田市議会 > 2021-06-17 >
06月17日-01号

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  1. 北秋田市議会 2021-06-17
    06月17日-01号


    取得元: 北秋田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 3年  6月 定例会       令和3年 北秋田市議会6月定例会会議録                        (令和3年6月17日)第1日目 令和3年6月17日、北秋田市議会定例会は、北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次のとおりである。     1番  山田博康         2番  三浦倫美     3番  小笠原 寿        4番  虻川 敬     5番  杉渕一弘         6番  佐藤光子     7番  福岡由巳         8番  久留嶋範子     9番  武田浩人        10番  佐藤文信    11番  永井昌孝        12番  大森光信    13番  長崎克彦        14番  板垣 淳    15番  関口正則        16番  堀部 壽    17番  佐藤重光        18番  中嶋洋子    20番  黒澤芳彦2、欠席議員は、次のとおりである。    19番  松橋 隆3、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者は、次のとおりである。 市長       津谷永光   副市長      虻川広見 教育長      佐藤昭洋   総務部長     河田浩文 財務部長     佐藤 進   市民生活部長   小松正彦 健康福祉部長   石崎賢一   産業部長     佐藤栄作 産業部政策監   金澤 誠   建設部長水道局長 浅村武則 教育次長     小坂竜也   会計管理者    宮腰正樹 消防長      長岐篤市   総務課長     松橋みどり 総合政策課長   長岐孝生   財政課長     西根弘樹 市民課長     小笠原 武  福祉課長     小笠原 隆 高齢福祉課長   鈴木雅昭   農林課長     三沢 聡 都市計画課長   高橋将樹   教委総務課長   金田浩樹 建設課長     藤原甚英4、職務により議場に出席した事務局職員は、次のとおりである。 事務局長     米澤田茂   次長       佐藤敏文 副主幹      松岡繁広5、会議事件は、次のとおりである。       令和3年 北秋田市議会6月定例会議事日程                               (第1)      開会      開議      議長の諸報告(文書) 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 市長の施政方針及び行政報告      (議案等の上程) 日程第4 議案第53号 北秋田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第5 議案第54号 令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第3号) 日程第6 議案第55号 令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第7 議案第56号 令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第1号) 日程第8 議案第57号 令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第58号 令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第1号) 日程第10 議案第59号 令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第60号 令和3年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第61号 令和3年度北秋田市水道事業会計補正予算(第1号) 日程第13 議案第62号 令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第14 議案第63号 工事請負契約の締結について(合川公民館改築工事(建築工事)) 日程第15 議案第64号 財産の無償譲渡について 日程第16 議案第65号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について 日程第17 報告第2号 令和2年度北秋田市繰越明許費繰越計算書 日程第18 報告第3号 令和2年度北秋田市下水道事業会計予算繰越報告について 日程第19 陳情第39号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合引き上げをはかるための、2022年度政府予算に係る意見書採択の陳情について 日程第20 陳情第40号 地方財政の充実・強化に関する意見書提出についての陳情 ○議長(黒澤芳彦)  おはようございます。 これより令和3年北秋田市議会6月定例会を開会いたします。   (開会)                    (10時00分) ○議長(黒澤芳彦)  開議に先立ち、第97回全国市議会議長会総会において表彰されました議員の方々に表彰状の贈呈を行いたいと思います。 このたび本市議会からは議員20年以上在職者として3名の方が表彰されております。 これより表彰状の伝達を行います。 暫時休憩いたします。   (休憩)                    (10時00分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (10時07分) ○議長(黒澤芳彦)  ただいまの出席議員数は19名で定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。 なお、19番 松橋  隆議員からは欠席届が提出されております。   (開議)                    (10時07分) ○議長(黒澤芳彦)  議長の諸報告及び地方自治法第121条の規定に基づく出席者については、お手元に文書で配付しておりますので、ご了承願います。 ○議長(黒澤芳彦)  それでは、日程順に進めてまいります。 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、8番 久留嶋範子議員、9番 武田 浩人議員、10番 佐藤 文信議員の3議員を指名いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第2「会期の決定」を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(小笠原寿) (議会運営委員長 小笠原 寿君登壇) おはようございます。 令和3年北秋田市議会6月定例会に当たりまして、6月7日と6月9日に議会運営委員会を開催し、議会運営について協議いたしましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 6月7日の議会運営委員会では、最初に、事務局より令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第3号)の議会費について説明を受けております。 次に、本定例会の会期でございますが、当局から提案された議案件数は、条例案1件、補正予算案9件、単行議案3件、報告2件の合計15件で、請願、陳情は2件でありました。当局より総務部長、総務課長の出席を求め、提出議案について概要説明を受けております。 協議の結果、会期を本日から6月29日までの13日間としております。会議の日程については、お手元に配付の日割(案)のとおりでございます。 また、一般質問は、市長が施政方針を行う本定例会で会派代表質問を実施することとし、個人質問と同様に6月9日午前10時で締め切ったところ、会派代表質問には4会派、個人質問には8名からの通告があり、協議の結果、会派代表者質問は明日18日に4会派、個人質問は6月21日が4名、翌22日が4名ということにいたしました。 そして、本定例会でも、新型コロナウイルス感染症防止のため、議員及び説明員はマスクを着用し、発言も着用したままとするほか、議員席は隣の席との間隔をいつもより広く取り、飛沫感染防止のための仕切りを設置しております。 加えて、説明員席も狭く、その対策を取る必要があることから、日程第4以降の説明員席には、市長、副市長、教育長のほか、部長相当職、総務課長、総合政策課長及び財政課長が着席し、ほかの説明員は上程する議案に合わせ着席していただくことといたします。また、一般質問の際にも、説明員席の人数を減らして、その感染予防対策を取りたいと思いますので、議員、そして説明員の皆様にはご不便をおかけしますが、議場内での感染防止にご協力をお願いいたします。 傍聴席も同様に感染防止に努める必要があることから、席の間隔を空けて着席していただくほか、マスクを着用していただきます。 そのほか、クールビズの対応につきましては、9月30日まで本会議場ではワイシャツに上着着用とし、ノーネクタイを可とすることにいたしました。 また、本日と明日の2日間北秋田市立清鷹小学校6年生が議会を見学したいということで、議長が許可しております。 以上でございますが、議会運営につきましてはよろしくご協力のほどをお願い申し上げ、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(黒澤芳彦)  お諮りいたします。 本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から6月29日までの13日間とすることにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から6月29日までの13日間と決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第3「市長の施政方針及び行政報告」を行います。 なお、行政報告はお手元に配付しておりますので、朗読を省略し、施政方針を行います。 市長。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) おはようございます。 初めに、令和3年市議会第2回臨時会において、4期目の市政運営について所信を述べさせていただく機会を得まして、その決意を表明したところでありますが、令和3年度の市政運営の基本方針及び諸事業について、所信の一端と施策の大綱を申し上げます。 令和3年度は、「第2次北秋田市総合計画後期基本計画」、「第2期北秋田市まち、ひと、しごと創生総合戦略」の初年度となります。新たな計画では、これまでの取組を検証しさらに深化させるとともに、新たにSDGs持続的な開発目標の視点を取り入れ、持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の課題に取り組むこととしたほか、「産業振興による仕事づくり、稼ぐ地域づくり」、「北秋田市への新たな人の流れをつくる移住・定住策の促進」、「結婚・出産・子育てをかなえる切れ目のない支援の推進」、「住み続けたい、安心を築く地域社会の形成」を重点プロジェクトとして掲げ、人口減少の克服と地方創生に向けた取組を加速することといたしております。 現下第一の課題は、新型コロナウイルス感染症対策であります。いまだ収束を見せないコロナ禍を乗り越えるべく感染拡大防止対策とともに生活弱者や経済的打撃を受けている事業者への支援を継続するほか、速やかにワクチン接種を進め、感染状況が沈静化に向かい次第、収束後を見据えた施策を展開してまいります。 さて、我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況に置かれております。また、国の財政は、少子高齢化に伴う構造的課題に直面しており、政府には経済再生と財政健全化の両立という困難なかじ取りが求められております。 一方、市財政においても、人口減による普通交付税の減少が見込まれる中で、財政の健全化が課題となっております。歳出の見直しとともに昨年度に大幅な増収が見られたふるさと納税のさらなる上積みを目指すなど自主財源の確保を図ってまいります。 所信表明においても述べさせていただきましたが、「コロナ禍を乗り越えた新たな北秋田市をめざして、前へ」を合言葉に、市民の皆様と課題や目標を共有しながら官民協働によるまちづくりを邁進してまいる所存であります。 それでは、各部個別の施策についてご説明いたします。 総務部、総務課。 人材育成については、積極的に研修参加を推奨するとともに、引き続き県等への職員派遣を実施することにより、職員の実務能力、接遇能力の向上を図ってまいります。また、人事評価制度の適切な運用で、職員のモチベーションのアップ、組織パフォーマンスの向上を図ってまいります。 働き方改革については、時間外勤務の縮減、休暇取得促進に積極的に取り組み、勤務環境の改善を図るほか男性職員の育児参加を促進し、女性職員の活躍の推進に向けた職場環境づくりに努めてまいります。 職員定員適正化計画については、持続可能な行政運営組織の確立を目指し、次期計画を策定してまいります。 災害時の情報伝達手段の1つである防災ラジオについては、市内全域に対象区域を拡大整備したことから、有事の際の情報伝達に加え市からのお知らせなどにおいても有効利用に努めるほか、引き続き普及率向上のため取り組んでまいります。 また、国及び県の浸水想定区域、土砂災害警戒区域などの変更を踏まえ、新たな防災マップを作成してまいります。 自主防災組織については、地域における防災力向上のため出前講座などを活用し、新たな組織の結成や活動に対する支援を引き続き推進し、市民の防災意識の高揚を図ってまいります。 新型コロナウイルス感染症対策については、国及び県の動向を踏まえ、感染予防対策の徹底や感染された方への誹謗中傷の防止を呼びかけるなど適切に対応してまいります。 総合政策課。 「第2次北秋田市総合計画後期基本計画」及び「第2期北秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の推進については、計画の初年度であり、市民の皆様への周知に努めるとともに成果指標達成に向け取り組んでまいります。また、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の制定に伴う新たな過疎計画を策定してまいります。 ICT先端技術を活用した業務改善の取組については、本年度から一部業務へ本格導入するとともに、他の業務への展開についても検討し、事務効率の向上と経費削減に向け取り組んでまいります。 きたあきたふるさと納税については、引き続き積極的に返礼品の開発に努め、地域経済の振興に寄与するとともに、本市のPRと自主財源の確保に努めてまいります。 地方交通対策については、北秋田市地域公共交通利便増進実施計画に基づき、市民の利便性の向上を図るとともに、効率的かつ効果的な公共交通体系を目指し、路線のデマンド化などの事業に着手してまいります。 指定統計調査については、事業所及び企業を対象とする経済センサス活動調査を実施してまいります。 大館能代空港の利用促進については、コロナ禍により減便を余儀なくされているものの、首都圏との往来が可能となったときに後れを取ることなく施策を展開し、コロナ以前の水準までの回復と3便の定着に向け利用者の増加を図ってまいります。 本市を売り込むためのPR事業としては、ふるさと大使を活用したプロモーション事業を推進し、SNSなどにより国内外にPRするとともに、子供たちに夢と希望を与えられるよう事業を展開してまいります。あわせて、民間事業者によるコラボレーション関連商品の開発に対し、支援してまいります。 移住定住の促進については、移住支援制度をはじめ本市の優れた環境を伝えるため、移住促進イベントに参加するほか、SNSなどを活用した多チャンネルの相談窓口の運用とコロナ禍における効果的な情報発信を図るとともに、ワーケーション・2拠点居住体験や移住体験のオンライン化により、来訪しなくとも体験できる体制を構築して取り組んでまいります。さらには、各制度を継続しつつ、新規事業である「北秋田市で暮らすど!フレッシャーズ応援事業」制度の周知に努めてまいります。若者の結婚支援については、対面相談のほかオンラインやSNSなどを活用するとともに、本市の結婚需要等の把握に努め、コロナ禍を踏まえ、オンライン婚活を取り入れながら出会いと交流の場を提供するなど、多くの良縁に巡り会える事業を展開してまいります。 地域おこし協力隊事業については、市ホームページやSNSにおいて、個々の活動を通して感じた北秋田の豊かな自然、伝統行事、文化、暮らし、人情などの魅力発信に努めるほか、移住希望者への対応や移住後のフォローアップを行います。 また、新たに着任した結婚コーディネーターによる出会いや結婚に関する相談、出会い創出イベントの企画、開催やカップルの成立後のフォローアップを行ってまいります。 広報きたあきたについては、市民と市政をつなぐための最も身近な情報伝達手段であることから、地域の話題や市政情報などを正確かつ丁寧にお伝えするとともに、より身近で分かりやすい紙面づくりに取り組んでまいります。 また、市ホームページと公式SNSの運用においては、本市の魅力をリアルタイムに発信することで、戦略的かつ効果的な情報発信に努めてまいります。 内陸線再生支援室。 秋田内陸線については、経常損失2億円以内とする目標に向け、秋田県、仙北市、秋田内陸縦貫鉄道株式会社との連携をさらに強化するとともに、内陸線駅愛護会、各種支援団体、沿線自治会等の関係団体の協力を得ながら、利用促進に向けた活動を継続して実施してまいります。 沿線の利用促進については、保育園や小中学校を対象としたふるさと教育補助高校生定期券補助を継続するほか、貸切り列車の補助については、今年度は対象を沿線住民以外へも拡充し乗車促進に努めてまいります。 コロナ禍にあって増えつつある内陸線を利用した教育旅行や、新たな働くスタイルのワーケーションへの関心の高まりをチャンスと捉えるとともに、縄文文化やマタギ文化、森吉山を核とした沿線の豊かな自然等、沿線地域の魅力の掘り起こしと情報発信に努め、乗客数の回復を目指してまいります。また、沿線の名物に成長した田んぼアートや各種イベントを増客につなげ、新たな人の流れを生み出すことによりコロナ禍を乗り越えた秋田内陸線の創造に取り組んでまいります。 財務部、財政課。 財政運営については、引き続き自主財源の確保に努めるとともに、事務事業の精査や経費節減などを通して健全財政の維持を図ってまいります。 入札制度については、事務の簡素化、効率化を目的として、秋田県電子入札システムに継続して参加するとともに、一層の透明性、公平性の確保に努めてまいります。 財産管理については、平成28年度に公共施設等総合管理計画を、平成30年度には個別施設計画を策定しましたが、施設情報の時点更新や計画の中期的な取組の方向性をより明らかにするため、公共施設等総合管理計画の見直しを行ってまいります。また、処分可能な遊休資産については、効率的な運用を行うほか、積極的に売却等に取り組んでまいります。 デジタル化推進については、国のデジタル庁設置を踏まえ、行政手続のデジタル化を推進することで利便性の向上を図るほか、令和4年度に更新時期を迎える基幹系システム等については、国の方針等を注視しつつ確実な移行が実施できるよう取り組んでまいります。 地籍調査事業については、鷹巣地区を対象に事業の早期終了を目指し取り組んでまいります。 税務課。 市税については、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により減収が見込まれますが、市税収入は市政を運営していく上で重要な自主財源であることから、公平公正の原則の下、適正な課税に努めてまいります。 また、コロナ禍の納税者の生活状況に配慮し、きめ細やかな納税相談の実施など、納税者に寄り添った徴収に努め、滞納額の縮減にも努めてまいります。 市民生活部、生活課。 温暖化対策については、これまでと同様に3R(スリーアール)活動を中心としたごみの減量化と資源化を推進するとともに、温室効果ガスの排出削減と、カーボンニュートラルの実現に向けた活動に取り組んでまいります。 また、令和3年度は、北秋田市環境基本計画中間年を迎えることから、現状を踏まえ、内容の見直しを行ってまいります。 クリーンリサイクルセンターやし尿処理施設などの施設管理については、定期モニタリング等を行い、適切な運転、維持管理に努めてまいります。また、米代流域衛生センターについては、本年度中の解体工事完了に向け安全かつ計画的に作業を進めてまいります。 自治活動等の支援については、県のコミュニティ生活圏形成事業を活用し、持続可能な地域づくりを目指してサポートを行ってまいります。また、地域活動への一助として、自治会や町内会に対する各種支援事業を継続してまいります。 交通安全及び防犯対策については、交通事故や犯罪から市民を守るため、各関係機関と連携し啓発活動を強化するとともに、安全施設の整備と適正な管理を行い、地域ぐるみの安全安心なまちづくりに努めてまいります。 また、第3次北秋田市交通安全計画については、国及び県の動向を踏まえ策定してまいります。 第3次男女共同参画計画については、目標達成に向け計画の推進を図ってまいります。 消費者行政については、消費者の安全安心を確保するため、引き続き相談体制の充実を図るとともに地域や関係者等と協力し、消費者被害を未然に防ぐ啓発活動を強化してまいります。 市民課。 戸籍、住民票等の交付については、マイナンバーカードの普及に努めるとともにコンビニ交付システム窓口支援システムを活用し、市民が利用しやすい窓口サービスの提供を進めてまいります。 また、親族がお亡くなりになった際に必要となる様々な手続を分かりやすく案内する仕組みについて検討し、ご遺族の負担軽減に努めてまいります。 福祉医療については、乳幼児から高校生、ひとり親家庭の児童、重度心身障がい(児)者などの心身の健康の保持と生活の安定を図り、引き続き安心して医療を受けられるよう支援してまいります。 国民健康保険については、国から示される国保事業費納付金を踏まえ、適正な予算執行を図るとともに、被保険者の特性に応じたきめ細やかな保険事業と安定した財政運営に努めてまいります。 後期高齢者医療制度については、秋田県後期高齢者広域連合と連携しながら、高齢者が安心して医療を受けられるよう適正な制度運用に努めてまいります。 健康福祉部、福祉課。 障がい福祉については、障がい福祉サービス利用者が不安を感じないよう各相談支援事業所との連携を図り、適切な情報提供や個別支援を行ってまいります。また、障がいのある人もない人も共に暮らしていくことのできる地域共生社会の形成を目指すとともに、障がいのある人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、地域生活支援拠点等の整備に向け取り組んでまいります。 地域福祉については、避難行動要支援者に対し、災害対策基本法に基づき迅速かつ適切な避難行動ができるよう支援に取り組んでまいります。 子育て支援については、令和3年度から誕生予定のお子さん全てをハッピーアニバーサリー事業の対象とするほか、子育てクーポン券事業を第1子まで拡充することで、子育て世帯の心身と経済の両面からの支援の充実を図ってまいります。 保育園については、よりよい環境の整備に努め、社会情勢や保護者のニーズに対応した安全安心で質の高い保育に取り組んでまいります。 高齢者福祉課関係。 高齢者福祉については、仲間づくりや生きがい活動につなげるため介護予防講座を開催するほか、老人クラブ活動への支援を行い、高齢者の社会参加の機会を提供してまいります。また、介護が必要となっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう医療、介護、生活支援等を包括的に提供する体制を強化してまいります。 特に増加傾向にある独り暮らしの高齢者や高齢者世帯へのきめ細やかな相談と支援に努め、必要なサービスの提供に向け関係機関と連携し取り組んでまいります。 あわせて、支え合い推進会議の活動を周知するとともに、地域における支え合い活動の拡大に取り組んでまいります。 認知症高齢者については、認知症サポーターを中心とした支援チーム「チームオレンジ」を立ち上げ、認知症本人や家族への困りごと支援を実施するとともに、徘徊による事故防止と早期発見のため、認知症高齢者見守り事業に取り組んでまいります。 介護保険については、第8期介護保険事業計画の初年度であり、介護を必要とする高齢者やその家族が安心して介護サービスを利用できるよう介護保険制度の適正な運用に努めてまいります。 医療健康課。 母子保健事業については、子育てアプリを導入し子育て情報を発信することにより安心して子育てができる環境づくりに取り組んでまいります。 成人保健事業については、健康ポイント事業を継続し、健診受診率の向上と健康寿命の延伸を目指してまいります。また、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な取組と成人から後期高齢者までの切れ目のない支援に取り組んでまいります。 心の健康づくり事業については、北秋田市いのち支える自殺対策計画の達成に向け、市民一人一人が生涯を通じて心豊かに暮らすことができるよう関係機関と連携し、自殺対策の強化を図ってまいります。 また、児童生徒のSOSの出し方に関する教育を継続し若い世代の自殺予防に努めるほか、引き続き高齢者宅への「ホッと・あい訪問」を行い、命を支え合う社会づくりを目指してまいります。 予防接種事業については、引き続き市民の皆様に新型コロナウイルス感染症予防について周知するとともに、ワクチン接種が速やかに進むよう医療機関や関係機関と連携し、全庁協力体制のもと取り組むとともに、男性の風疹抗体検査が最終年度となるため未受診者への受診勧奨に努めてまいります。 新型コロナウイルス感染症の検査体制については、引き続き県や保健所、地元医師団など関係機関と連携し検査体制の確保に努めてまいります。 食育推進事業については、食育フェスタを開催し、家庭や子供たちの食育の充実や地産地消と食文化の伝承のため、関係団体等と連携し普及啓発に取り組んでまいります。 地域医療対策については、市民病院の医療サービスの充実を図るとともに、開業医や市内診療所と連携し、安全安心な地域医療体制の確保に努めてまいります。 市民病院の運営については、指定管理者と緊密な連携を図り、より一層の経営改善と医療サービスの向上に取り組んでまいります。また、医師確保のため、秋田大学医学部及び秋田県に対し医師の派遣を要請し充足率の向上を図るとともに、医師の招聘策として常勤医師奨励金制度を継続してまいります。 国民健康保険合川診療所、米内沢診療所、阿仁診療所。 各診療所については、地域住民の医療と健康を守る身近な医療施設としての役割を果たすため、医師を確保するとともに、病診連携を図り、在宅医療を含めた医療サービスの充実に努めてまいります。 産業部、農林課。 農業振興については、米価の維持や農業所得の向上を図るため、生産調整の実効性の確保に努めるとともに、高品質米や地域の特色ある米づくりを支援し、需要に基づいた米の生産を推進してまいります。また、農家規模に応じた経営基盤の強化と省力化を図るため、ICT等の導入によるスマート農業への転換などに取り組む経営体に対し支援してまいります。 さらには、園芸等の戦略作物の生産拡大を促進するとともに、複合型経営による収益性の高い農業経営体を育成するため、国及び県並びに市独自の助成等により支援してまいります。 担い手対策については、新規就農者が農業をなりわいとするために必要な技術取得や機械、施設等の環境整備に対し助成を行うとともに、経営法人化と併せた雇用就農など、関係機関と連携し人材の育成と確保に努めてまいります。 生産基盤の整備等については、県営圃場整備事業を引き続き推進するとともに、農村地域が有する機能を継続して発揮することができるよう、多面的機能支払交付金等の活用により農地の維持、保全のための地域共同活動を支援してまいります。 畜産振興については、市営牧場の運営や酪農ヘルパー事業、繁殖用牛や比内地鶏素雛購入に対する助成など畜産農家の経営安定を図るため、引き続き支援してまいります。また、七日市地内に建設中の養豚農場に対しては、計画的整備に向け支援してまいります。 林業振興については、森林経営管理制度による意向調査を実施した地区から順次経営管理権集積計画を公告しており、今後配分計画の実施を推進してまいります。他地区についても、全体計画に基づき林業経営者の協力を仰ぎながら、制度に沿った実施に努めてまいります。 また、国の温室ガスの排出削減及びカーボンニュートラル宣言等を踏まえ、友好交流都市国立市との森林整備の実施に関する協定による取組など、豊富な森林資源を積極的に生かせる施策について研究し、木材利用の促進に努めてまいります。 私有林については、北秋田市森林整備計画及び森林経営計画に基づき、適正な管理に努め、県行造林地等の返地箇所への植栽や間伐、利用期を迎えた森林の主伐を計画的に実施し、循環型林業の構築を推進してまいります。 林道等の路網整備については、新設による路網拡大と既存路網の適正な管理を行い、充実した路網の構築を推進してまいります。 鳥獣被害対策については、北秋田市鳥獣被害防止計画に基づき農作物等被害の防止に取り組むとともに、被害の未然防止に資する啓発活動を行い、市民の安心安全に努めてまいります。 コロナ対策については、国及び県の支援策の動向を注視しつつ、市内経済の状況について情報収集し、迅速かつ的確に対応してまいります。 商工観光課。 市内における雇用情勢については、ハローワーク鷹巣の有効求人倍率が令和3年3月現在1.47倍と高い水準で推移していることから、移住、就業支援事業と連携し企業の人材確保につなげるとともに、児童生徒と保護者に対し、地元の産業や企業に対す理解を深めてもらう取組を行い、市内への就業を促し地元定着につなげてまいります。 地場産業の振興については、中小企業の経営力強化を図るため、新しい生活様式に対応したICTの活用による販路拡大や競争力強化に取り組んでまいります。また、特産品等の開発や地域の新たな魅力の掘り起こしを図るとともに、友好交流都市国立市との地域間交流を深める中で、アンテナショップの開設等新たなPR拠点の創出を図ってまいります。 企業誘致活動及び市内企業支援については、企業立地促進のための優遇制度や交通アクセス等の市内環境PRに努め各産業分野の企業誘致を推進するとともに、既存進出企業へのフォローアップ等に加え、従業員の確保についても支援してまいります。 市街地の活性化については、起業支援事業や空き店舗等対策事業を継続し、新規出店等を促す環境整備に努めるとともに、商店街のにぎわい創出のため、やる気のある事業者を積極的に支援してまいります。 森吉山を中心とした観光振興については、令和3年度は国際樹氷サミットが北秋田市で開催予定であり、アフターコロナでのインバウンドによる観光需要の回復を見据えてサミットを通じて国内外に森吉山の魅力を発信してまいります。 森吉山の観光施設整備については、東北森林管理局や秋田県等の関係機関と連携し、小又峡と安の滝の歩道整備事業を進め、滞留型観光の推進を図ってまいります。 また、伊勢堂岱遺跡をはじめ綴子の大太鼓、マタギ文化、万灯火等本市の魅力ある歴史文化を見学、体験できる機会の充実を図るとともに、観光案内機能を強化し2次アクセスを確保することで、関係人口等の増加を図ってまいります。 道の駅たかのすのリニューアルについては、具体的な検討に着手し、地域文化の発信や産業の振興に寄与できるよう官民が協働して取組を進めてまいります。 観光の広域連携については、DMO秋田犬ツーリズムや函館、津軽、秋田広域観光推進協議会等と連携し、圏域のセールスポイントを広く国内外に発信してまいります。 指定管理施設については、指定管理者と連携を密にし、アフターコロナを見据えた施設の機能強化と利用促進、効率的な運営に努めていくとともに、利用者目線でおもてなしの向上を図ってまいります。 新型コロナウイルス緊急経済対策室。 新型コロナウイルス感染症緊急経済対策については、引き続き市民生活を守り地域経済を循環させる取組を進めてまいります。 新しい生活様式への対応については、アフターコロナを見据え、ICTを活用したテレワークやワーケーションなど多様な働き方による業務の効率化や生産性の向上、新たなサービスの創出に向け事業環境を充実させるための取組を進めてまいります。 建設部、都市計画課。 広域交流交通基盤の整備については、令和5年度に開通が見込まれる二ツ井今泉道路について、早期に全線開通されるよう引き続き要望活動に努めてまいります。 市営住宅の整備については、南鷹巣団地4戸の建て替えを計画しており、南鷹巣団地建て替え事業前期分が終了予定となっております。今後は、市営住宅建て替え基本計画に基づき、引き続き住宅の整備を計画的に進めるとともに、既存市営住宅についても計画的に改修、改善を進めてまいります。 居住環境の向上については、住宅リフォーム及び既存木造住宅の耐震化に係る費用について引き続き支援してまいります。 空き家対策等については、空き家バンク制度及び移住者住宅支援事業を引き続き実施し、空き家の利活用と移住定住の促進に努めてまいります。 都市公園等の管理については、良好な環境を維持するため、樹木の整枝選定や桜の更新、病害虫等対応管理の徹底に努めてまいります。 下水道事業については、鷹巣処理区北部第二分区の面整備や米内沢処理区への施設統合等の整備を計画的に進め、合併処理浄化槽の普及促進と水洗化率の向上により、快適で衛生的な生活環境の確保と公共用水域の水質保全を図ってまいります。また、米内沢浄化センターの耐震化のほか、浸水被害を受けるリスクの高い処理施設の耐水化計画を策定し、防災、減災に取り組んでまいります。 農業集落排水事業については、適正な維持管理を行うとともに、生活排水処理施設整備構想に基づき施設統廃合や公共下水道への編入に向けた取組を進めてまいります。 下水道事業の経営については、持続可能で効率的な運営を図るべく、経営分析等を踏まえ、事業内容の精査と料金改定に向け検討してまいります。 建設課。 交通基盤の整備については、安全安心で快適な道路網の環境整備を図るため、狭隘道路等の改良工事を計画的に行うとともに、生活道路の側溝や舗装、交通安全施設の維持工事を実施し、適正な維持管理に努めてまいります。 道路施設の老朽化対策については、インフラ事業長寿命化計画に基づき、橋梁及びトンネル等の予防保全的な修繕を引き続き実施し、市民生活の安全安心と維持管理コストの縮減に努めてまいります。 災害対策については、異常気象による豪雨時の出水に迅速な対応ができるよう、主要道路や河川の点検及びパトロールを強化するとともに、河川の堆積土砂の撤去等による災害の未然防止に努めてまいります。 除雪事業については、地域の実情の即した生活を守る除排雪に努めるため、自治会や県等の関係機関と連携を図るとともに、老朽化している除雪機械の更新を計画的に進めてまいります。 水道局関係、水道課。 事業経営については、窓口業務を民間委託した水道お客様センターとともに料金収納率の向上に努めてまいります。 施設管理については、小猿部、米内沢、阿仁合、戸鳥内各地区において管網の整備を図るとともに、漏水調査委託事業を実施し、有収率の向上に努めてまいります。また、令和4年度の完成を目指し取り組んでいるアセットマネジメントの策定により有効性の高い施設更新計画を策定し、安全安心な水の安定供給体制の構築を図ってまいります。 また、水道事業の抱える人口減少社会における料金収入の確保と老朽施設の更新費用捻出という将来課題に向け、さらなる経営の改善に取り組み、持続可能な経営基盤の強化を図ってまいります。 消防本部、常備消防。 東日本大震災など多くの災害の教訓から、市民の皆様には自助、共助の精神の下、防災訓練などに参加いただいているところですが、地域コミュニティ内での防災体制の構築が災害発生時に極めて有用であることから、自主防災組織結成と支援体制の充実を図ってまいります。また、避難所運営などにおいては新型コロナウイルス感染症対策を講じてまいります。 火災予防対策については、令和2年度の火災件数は16件、3名の焼死者となっており、その主な原因は逃げ遅れであることから、引き続き住宅用火災警報器の設置、点検交換を勧めてまいります。また、無線連動型住宅用火災警報器の設置を検討するとともに、独り暮らし世帯や高齢者世帯を火災から守るため、防火座談会などを通して火災予防の啓発に努めてまいります。 防火対象物や危険物施設などについては、自主的な安全確保が図られるよう指導に努め、市民の安全安心につなげてまいります。 救急業務については、令和2年度の出場件数が1,447件となっており、搬送者の多くが高齢者であることから、実情を踏まえた救急高度化や職員のレベルアップを図ってまいります。令和3年度更新予定の阿仁救急車に12誘導心電図伝送装置を搭載し、病院と連携して心疾患傷病者の生命予後改善と病院前救急医療体制のさらなる高度化に努めてまいります。また、教育訓練の充実を図るため、北秋田市民病院へワークステーションを設立する準備を整えるとともに、救命率向上のため、1人でも多くの市民に救命講習会を受講していただけるよう普及啓発に努めてまいります。 救急活動については、事故形態が多様化、大規模化していることから、自然災害への対応をはじめ、テロや化学災害にも対応可能な資材の整備に努めるとともに、知識と技能を取得し高い専門性を有した職員の育成に努めてまいります。 緊急通報体制については、令和3年3月に運用開始したNET119緊急通報システムによる通報体制の拡充や既に導入されている多言語対応通報についての周知を図り、災害弱者や旅行者などが安心して通報できる仕組みづくりを進めてまいります。 消防本部再編計画については、森吉、合川分署の統合など署所の再編整備を進めてまいります。 非常備消防。 消防団活動については、火災や災害等の出場時に安全かつ効率的運用を図るため、消防団ポンプなどの適正配置を図るとともに、常備消防との連携訓練により技術向上に努めてまいります。また、機能別消防団を充実させ、消防活動の補完的役割を高めるとともに、消防団員の確保や消防団協力事業所登録にも取り組んでまいります。 教育委員会、総務課。 小中学校の整備については、中学校のトイレ洋式化、清鷹小学校の遊具等の整備のほか、学校の施設、設備の維持保全に努めてまいります。また、森吉地区、阿仁地区の小中学校適正規模、配置再編プランに沿った整備計画を検討してまいります。 秋田リフレッシュ学園については、様々な要因から学校に登校できなくなった児童生徒に対して、学校復帰に向けた心身の回復を支援してまいります。 教育留学事業については、各地の新型コロナウイルス感染状況に注意しながら、本市の豊かな教育資産や自然環境のすばらしさをPRし、関係人口の増加につながることができるよう事業再開時期等を見極めてまいります。 学校給食については、地元生産者と連携を図り地場産食材の使用に努めるとともに、保護者や学校と連携を密にして食物アレルギー対応に最新の注意を払うことで、安全安心な給食の提供に取り組んでまいります。 学校教育課。 第2次北秋田市総合計画後期基本計画の下で策定した第2次北秋田市学校教育ビジョンの具現化に向けた取組を推進してまいります。 次代を切り開くための資質、能力の育成については、ICTの効果的な活用による学習を推進してその育成を図ります。市教育センターの組織に位置づけたICT活用推進部と連携し、各校の課題や活用の具体例を情報共有し、子供たちがICTに触れる機会を増やすとともに効果的な活用を図ることで、全ての子供たちの可能性を引き出す学びを目指してまいります。 豊かな心と健やかな身体の育成については、道徳教育の充実を図るとともに、いじめ、不登校、問題行動の未然防止及び早期発見、即時対応に努め、一人一人が活躍する場や他者から認められる場の設定を工夫することで、自尊感情や自己有用感を育む取組を推進してまいります。 ふるさとを愛し、ふるさとを支えようとする子供の育成については、総合学習補助事業や郷土資料集きらり・きたあきたの活用、さらには学校運営協議会を機能させた教育活動の推進により地域に根差した地域人材、地域素材を活用した学びの場づくり、絆づくりに努め、ふるさと教育、キャリア教育を一層深化させる取組につなげてまいります。 生涯学習課。 第3次北秋田市社会教育中期計画については、最終年度を迎え、基本理念である学びを通じた協働による地域づくりに向けた各分野の取組の充実に努めるとともに、次期社会教育計画の策定に向けて、これまで実施してきた事業の目標の達成状況や成果を検証し、市の総合計画や教育委員会の各種計画、秋田県の関連計画との整合性を図りながら計画の目標と指針の見直しを進めてまいります。 社会教育については、生涯学習ボランティア活動への支援など、知識や経験、学びを地域に還元する人材の育成を図るほか、親しみのある図書館を目指し市民が利用しやすい読書環境を整えてまいります。公民館事業については、合川公民館の建て替え事業を年度内に完了させるとともに、他の公民館についても市民と情報を共有しながら安心して集える環境の維持に努めてまいります。 成人、青年、高齢者教育については、高校生を含めた青年層のアイデアや行動が生かせる環境を整えるほか、高齢者大学等の学ぶ環境を充実させることにより、高齢者が生涯にわたって学び続ける活動を支援してまいります。 幼児学校教育については、市内全ての小中学校に設立された学校運営協議会を支援することで、地域学校協働活動を広め、地域の教育力、教育資源を生かし、子供と地域がともに学ぶ環境づくりを進めてまいります。 芸術文化、文化財については、伊勢堂岱遺跡を含む北海道、北東北の縄文遺跡群の今夏の世界遺産登録に向けて、関係団体と連携を図りながら機運を高め、より一層情報を発信してまいります。文化財管理事業については、旧合川東小学校ほか3か所に保管している文化財等を旧鷹巣南小学校に移転し、北秋田市文化財収蔵庫として適切な保存、管理に努めてまいります。また、浜辺の歌音楽館の学びの場としての活用を図るとともに、コロナ禍にあっても文化活動施設を中心とした芸術文化鑑賞の機会の充実に努めてまいります。 スポーツ振興課。 令和3年度が初年度となる北秋田市スポーツ推進計画は、第2次北秋田市総合計画後期基本計画の施策目標を受け、目指す姿をスポーツを通じて市民が健康で活力のある元気な北秋田に掲げ、3つの基本目標の達成に向け取り組んでまいります。 スポーツ環境の充実については、市民の多様なニーズに対応すべくスポーツ施設長寿命化計画を策定し、既存施設の有効活用や適切な維持管理を行うとともに、スポーツ推進委員活動を充実させることで、市民のスポーツ実施率の向上のための取組を推進してまいります。 生涯スポーツの推進、スポーツを通じた地域活性化については、北秋田市体育協会やスポーツ推進委員などと連携し、スポーツに親しむ機会と場や情報提供により市民への周知や関心を高めるとともに、チャレンジデーへの参加により地域の活性化を推進してまいります。 競技スポーツの向上については、近年の小中学生、高校生の東北、全国大会上位入賞という実績を踏まえ、今後も多競技に安定した成果を出せるよう、学校や北秋田市体育協会、スポーツ少年団等と連携し、指導者を育成することで競技力の向上に取り組んでまいります。また、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、スポーツ、文化等合宿誘致事業による合同練習や教室等の開催及びふるさと大使の押尾川親方によるわんぱく相撲教室の開催等により、競技人口の拡大と競技力向上を推進してまいります。 以上、各施策について申し上げましたが、市民の皆様と議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げまして、令和3年度の施政方針といたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ここで、説明員の席の移動のため暫時休憩いたします。   (休憩)                    (11時03分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (11時05分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第4「議案第53号、北秋田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 消防長。 ◎消防長(長岐篤市) (消防長 長岐 篤市君登壇) おはようございます。 ご提案申し上げます。 議案第53号、北秋田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 北秋田市消防団の団員数が条例に定める定員数を大きく下回っており、今後もその定員数を満たすほどの新規入団者が見込めないことから、現状を踏まえてその定員数を削減するとともに、令和元年に創設した機能別消防団の団員にも退職報償金を支給できるようにするため、所要の規定の整備を行うものである。 次のページから改正条文と新旧対照表を添付しておりますが、最後のページの新旧対照表でご説明させていただきます。3枚目をお開きください。 現行の消防団員の定員を760人から670人に90人減ずるものです。今年4月1日現在の消防団員数は、638人となっており、5年前より50人減少しております。今後数年間の消防団員の定年退職者は、毎年20名ほどの予定です。さらに、自己都合で退職される方の予測数を加えますと、毎年二十数名の退職者が見込まれます。新規入団者は毎年10名ほどとなっており、現状の定員数を満たすことが困難なことから、定員数の改正を行うものです。 また、退職報償金については、機能別消防団員にも支給できるようにするものです。機能別消防団員には退職金を支払われないものとの認識でおりましたが、機能別消防団員の勤続年数が基本団員の勤続年数に合算できると秋田県市町村総合事務組合より指導を受けたことから提案をいたしました。 以上が一部改正の概要になります。ご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  あらかじめ申し上げますが、今後上程する議案は所管の常任委員会に付託するものであります。したがいまして、質疑は細部にわたらないよう大綱にとどめ、自分の所属する委員会に付託される議案やそれに関連する部分についての質疑、単純な質問や数字のみを求める質疑、議員個人の考えに対し当局へ回答を求める質疑などは控えていただき、発言はマスクをしたままマイクに近づいて簡潔明瞭な質疑をもって円滑な議事運営にご協力をお願いいたします。 これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  今回のこの定数90名減ということですけれども、今の消防長の説明ですと、今年度現在638人と既に定数を割り込みしているという状況の中で、何でこの定数になったのかということがまず1点聞きたいことです。 それと、ちょっとこれ不勉強で分からないのですけれども、機能別消防団員には支給していないものを今度支給するということで、報償金を与えることによって団員の確保がしやすくなるという判断に立つのかどうかということが2点目。 3点目は、訓練とか何かで拘束されるので大変だというようなことを大分前から耳にするんですけれども、やっぱりそういう今現在やっておられるところの活動の改善等を団員から聞きながら進めていかないと大変じゃないかなと思うということと、最後になりますけれども、本市だけじゃなくてやっぱりほかの町村もみんな同じような状況かとは思うんですけれども、やっぱりある程度定数割れしている地域の先進地事例に学びながらやっぱり改革していく必要があるんじゃないかなと思うんですけれども、その点についての見解いただければと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。
    ◎市長(津谷永光)  消防長。 ○議長(黒澤芳彦)  消防長。 ◎消防長(長岐篤市)  4点だと思います。 まずは、670人の根拠についてでありますけれども、国の消防力の整備指針というのがありまして、整備指針に基づいて地域ごとの消防団員の数が決まってきます。 その算出につきましては、消防団の管理するそれぞれの消防ポンプを動かすために必要な消防団員の数と、それから、大規模災害が発生した場合に住民の避難誘導に必要な人数というものを合算した数となっています。これに加えて、地域の実情に応じて必要な数というふうなことにさらに規定されておりますので、これを基にして我々は670名というふうな現状に近い数字を出したということになります。 この数字ですけれども、90人削減したことで、現場に支障があるかどうかというふうなことが心配されることでもありますけれども、支障を生ずることなく対応できる水準であるというふうな認識で我々おります。これがまず第1点目です。 それから、機能別消防団の退職報償金をあげることが団員確保につながるかというふうなことでの質問でありますけれども、これは、機能別消防団というのは、今の現状の消防団の足りないところを補完していただくというふうなことでOB隊の方が主に活躍されておりますので、こうしたことから今後機能別消防団の確保にも努めていきたいと思っております。 それから、もう一点訓練についてですけれども、消防団の方、職業を持って日中仕事を持って、訓練につきましては朝とか、それから、夕方仕事が終わってからというような方が多いです。自分の職業を持った傍ら訓練を行っていただいておりますけれども、それが非常に負担が多いというふうなことは我々も承知しております。これからやはり効率的で効果的な訓練計画であるとか環境整備についてもこれは改善していかなければならない1つの点だというふうに考えておりますので、これから消防団の皆さんと改善に向けた話合いをしていきたいというふうに思います。 それから、4つ目なんですが、消防団のこの定数改正につきましては、全県的に人口減少によってやはり減ってきております。今後におきましても、やはり条例定数を670名をもし超えた場合あるいは地域が減少するとか人口が大幅に減少するとか、それから、消防本部の配備のそういうふうな変更でこれから全県的にも見直しが必要となるというふうになると思います。 以上でございます。 ○議長(黒澤芳彦)  1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  今、説明聞きました。 現実的にはやっぱり過疎化と少子化の中で、今、消防長話されたとおり大変だということは十分認識できるわけですけれども、そうすると、先ほどの現実的には、今現在この定数を割っておられると。その消防団員というんでしょうか、中には婦人消防隊員も含んでこの670ということにしていいのかということと、もし仮にそれが可能だとすれば、やっぱりそういう避難とか例えば勤務していないとき協力できるとか、やっぱりあと、できれば市の職員とか何かにも協力できそうな人は協力するとか、もっと積極的な団員獲得をしていかないと、先ほど言った国の基準を現に割っているわけですから、やっぱりそこら辺もうちょっと努力して、していると思うけれども、今後のそういう取組としてはどういうことを考えておられるのかを説明していただけたらと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  重ねて、消防長。 ○議長(黒澤芳彦)  消防長。 ◎消防長(長岐篤市)  具体的な取組というお話しでしたけれども、やはりその消防団の活動範囲が防災やそれから火災、災害、いろんな知識を持った人、知覚を持った人というものが必要となってきておりますので、そういうふうな活動を補完できるような豊富な知識あるいは技能を持った方々が参加できるような仕組みづくりというものを、今、議員のお話しにあったようなことも必要であろうかなというふうに思います。 その中でやはり婦人消防の方々もやはりいろいろ火災現場のほかに火災予防広報であるとか、そういうところでも尽力いただいておりますので、より婦人消防団員の方々の確保にも努めてまいりたいというふうに思います。 具体的な活動につきましては、今、これからどのような活動というふうなことは計画はしておりませんけれども、今、行っているのは、やはり北鷹高校の2年生に行って消防団の説明をしている。これは毎年行っております。それから、事業所に入団の案内とそれから申込書なんかも送付しておりますし、協力事業所に認定をして災害時の派遣であるとか、団員の確保に事業所の方々の協力をいただいているということです。 それから、何よりも地域の分団長さんであるとか、団員の方々もいろいろ勧誘に努めていただいておりますので、これから我々、団員も含めて市消防力の、防災力のために人員を確保してまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかにございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第53号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ここで、説明員の席の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (11時20分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (11時21分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第5「議案第54号、令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) おはようございます。 それでは、予算書の1ページをお願いいたします。 ご提案申し上げます。 議案第54号、令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第3号)。 令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,505万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ232億6,756万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 債務負担行為の補正。 第2条、債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」による。 地方債の補正。 第3条、地方債の追加、変更は、「第3表 地方債補正」による。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、7ページのほうをお願いいたします。 第2表、債務負担行為補正でございます。5件の追加となってございます。 1件目ですが、道の駅たかのす整備事業基本設計業務委託でございますが、期間は令和4年度、限度額が2,319万9,000円となってございます。これは、先般の全員協議会におきまして概要説明申し上げました道の駅たかのす整備に係る基本設計業務を今年度内に契約行為を行い、令和4年度までの2か年の契約期間を予定していることから設定しようとするものでございます。 次に、北秋田市農林水産物直売・食材供給施設指定管理料。これは、道の駅阿仁の指定管理料でございますが、次の北秋田市打当温泉マタギの湯・北秋田市ふるさとセンター(マタギ資料館)・北秋田市農業者健康管理施設指定管理料、この2件につきましては、現行の指定管理契約が今年度で終了することから、今年度中に新たに指定管理者を選定するために設定しようとするものでございます。 その次の、北秋田市森吉山荘指定管理料及び北秋田市クウィンス森吉指定管理料の2件につきましては、令和2年度までは指定管理を、今年度は市直営にて運営している施設となりますが、令和4年度より再度指定管理を行うための指定管理者の選定を今年度中に行うため設定しようとするものでございます。 なお、期間、限度額につきましては、記載のとおりでございます。 次のページをお願いいたします。 第3表、地方債補正でございます。追加が1件、変更が1件となってございます。 最初に、追加でございますが、幸屋線改良事業として限度額650万円を追加するものでございます。 これは、市道幸屋線の路肩決壊及び横断暗渠部の損傷による通行障害を改善するため、当該事業に要する財源として発行するものでございます。 次に、変更でございますが、林道改良事業として補正前3,300万円から補正後4,270万円に1,240万円追加変更するもので、林道奥見内線の改良事業の財源として県補助金の追加交付に伴い限度額を変更するものでございます。 なお、起債の方法、利率、償還の方法は、それぞれ記載のとおりとなってございます。 それでは、歳入歳出予算のご説明を申し上げますので、事項別明細書のほうの7ページをお願いいたします。 まずは、歳出のほうよりご説明申し上げます。 今回、歳出の全般にわたりまして、人件費を計上してございます。これは、4月の定期人事異動に伴う調整を行ったもので、一般会計における職員給与費の総額で2,160万4,000円の減額、特別会計等含めた合計で802万6,000円の減額となってございます。 それでは、人件費以外の歳出について、主なものをご説明申し上げます。 7ページ中段でございますが、2款1項6目財産管理費の12節に公共施設等総合管理計画改定業務委託として825万円計上いたしておりますが、この計画につきましては、国が策定要請してから一定の期間が経過するとともに令和2年度中に国におけるインフラ長寿命化計画の見直しを踏まえ、令和3年度中に計画を見直しするよう国からの通知を受けて実施するものでございます。なお、今年度に限り計画見直しに係る財政措置といたしまして、国から特別交付税措置が講じられるものとされてございます。 次のページをお願いいたします。 2款1項8目の企画費でございますが、補正額5,115万5,000円のうち4月の定期人事異動に伴う人件費を除く4,410万円をふるさと寄附金の関連経費として計上いたしてございます。主なものといたしましては、11節役務費の通信運搬費2,711万円、12節委託料のふるさと寄附金返礼品発注等業務委託715万円となりますが、4月、5月といずれもふるさと寄附金の寄附額が5,000万円を超える順調な伸びを示しており、今後も増加が見込まれることから、今回の補正予算歳入のふるさと寄附金1億円の増額計上と併せて補正するものでございます。 次に、9ページの一番上になりますが、2款1項9目自治振興費の18節にコミュニティ助成事業補助金といたしまして340万円を計上してございます。これは、舟場自治会及び比立内自治会がそれぞれ整備いたします空調設備やテント等に対する補助をするもので、財源といたしましては、全額自治総合センターからの助成金を歳入に計上するものでございます。 次のページをお願いいたします。 2款1項14目電算費でございますが、こちら、更新時期を迎えております基幹システム、これは住民情報系、内部情報系のシステムとなりますが、この更新に要する経費といたしまして12節のシステム移行業務委託2,562万9,000円、それから、17節備品購入費に住民情報系システム機器、内部情報系システム機器の購入費といたしまして3,396万8,000円を計上するものでございます。なお、この更新作業につきましては、年度内に終了して令和4年度より稼働を予定するものでございます。 10ページの一番下になります。 19目の緊急経済支援事業費といたしまして、18節の負担金補助及び交付金に店舗事業所等改修支援事業補助金ほか2件、合わせまして8,100万円を計上いたしております。いずれも4月の補正予算第2号におきまして議決いただきました事業への補助金でございますが、当初予測を上回る申請が見込まれることから増額補正をお願いするものでございます。 次に、13ページのほうをお願いいたします。 3款1項2目老人福祉費の補正額586万2,000円の減額のうち、敬老式関連経費といたしまして10款の需用費から13款使用料及び賃借料までの550万7,000円の減額を計上してございます。敬老式につきましては、コロナ禍の状況を踏まえまして、昨年度に引き続き今年度も中止とするものでございますが、それに伴う補正予算となってございます。なお、今年度の新敬老、米寿、白寿及び昨年度の新敬老の方々に対しましては、式は中止いたしますが、祝い品等の贈呈を予定してございます。 続きまして、14ページ、次のページをお願いいたします。 3款2項1目の児童福祉総務費の19節扶助費といたしまして、1,670万円、それを含む合計2,003万8,000円を低所得者等の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金(その他世帯分)として計上するものでございます。ひとり親世帯に対する特別給付金につきましては、4月の臨時会にて議決いただき、既に給付を行ってございますが、今回はその他世帯分といたしまして、令和3年4月の児童手当及び特別児童扶養手当の支給を受けている者であって、令和3年度の住民税均等割非課税である者等を対象に児童1人当たり一律5万円を給付するものでございます。なお、財源につきましては、全額国庫負担にて措置されるものとなってございます。 次に、15ページ、中段でございます。 3款4項1目の災害援助費の19節扶助費といたしまして、249万9,000円を計上してございますが、こちらにつきましては、災害弔慰金の支給等に関する法律に基づき、昨年度、屋根の雪下ろし作業中に亡くなられた方の遺族に対しまして弔慰金を支給するもので、その財源といたしましては、国2分の1、県4分の1、合わせまして4分の3を歳入として見込むものでございます。 次のページをお願いいたします。 16ページ、中段になりますが、4款1項3目予防費に3,386万円補正計上いたしてございます。こちらは新型コロナウイルスワクチン接種に要する費用となってございます。ワクチン接種に要する予算につきましては、当初及び補正第2号に計上しておりますが、65歳以上の高齢者のワクチン接種を7月末までに完了するため、さらに集団接種の日程を追加するとともに、既に決定してございます接種日程の時間延長などを行うため、関連経費を増額補正お願いするものでございます。 続きまして、19ページをお願いいたします。 6款1項3目の農業振興費、18節の強い農業・担い手づくり総合支援交付金といたしまして、685万7,000円を減額補正してございます。こちら令和2年3月補正予算におきまして議決いただきました、担い手確保・経営強化支援事業費補助金が国の第3次補正の補助対象に採択になったことを受け、採択にならなかったことに備えて、令和3年度にも併せまして計上しておりましたこちらの予算を全て減額するものでございます。なお、令和2年度3月補正予算の担い手確保・経営強化支援事業費補助金につきましては、繰越明許費として令和3年度に繰り越してございます。 中段、6款2項2目の林業振興費、14節の工事請負費につきましては、林道奥見内線の改良に要する費用として計上するものでございます。なお、林道改良事業につきましては、当初予算にも事業費を計上してございましたが、県補助金の追加交付に伴い、来年度予定の工事を前倒しして実施するものでございます。 次のページ、20ページをお願いいたします。 7款1項2目の商工振興費の14節工事請負費205万7,000円でございますが、こちらのほうは打当温泉へのワーケーション推進のための高速通信機器設置工事費として計上するものでございます。また、18節のワーケーション推進高速Wi-Fi設置事業補助金300万円につきましては、ワーケーション等のサービス事業拡大に取り組む市内事業者に対しまして、ワーケーション推進のために高速Wi-Fi設置に要する事業費の2分の1、上限60万円として補助するものでございます。 次の7款1項5目の観光費には、国際樹氷サミット開催運営業務委託として、456万5,000円を計上いたしております。こちら、今年度当市で開催予定するサミットでございますが、このサミットにつきましては、平成28年度、山形市で最初に開催以降、青森市、北秋田市と順次開催してまいりましたが、今年度の開催でちょうど2巡目の最後となるものでございます。 次の7款1項6目の観光振興費の12節の説明欄、最上段となりますが、宿泊者用食事提供委託といたしまして、1,700万円計上してございます。現在、管理委託運営してございます森吉山荘及びクウィンス森吉において提供してございます食事について、秋田県が実施しております「旅して応援!」あきた県民割キャンペーン及びGoToトラベルの給付対象とするために当該委託をするものでございます。同じく委託料のその下の測量業務委託、地質調査業務委託、基本計画策定業務委託、合わせまして2,190万1,000円でございますが、こちらは「道の駅たかのす」整備事業に要する経費として計上するものでございます。 次に、25ページのほう、お願いいたします。 中段、10款5項2目の体育館費でございますが、12節の設計委託として、101万7,000円を計上してございますが、こちらは鷹巣体育館東側に落雪対策用の支柱及びネットを設置するための設計費用として計上したものでございます。同じく14節工事請負費には2,200万円を計上してございますが、こちらは鷹巣体育館の屋根塗装工事の経費として計上するものでございます。いずれもこれは鷹巣体育館東側に隣接してございます民間企業の土地に対しまして、体育館屋根からの雪が敷地を超えて落雪している現象が発生していることから、その対策として行うものでございます。 歳出の主なものは以上でございます。 次に、歳入、ご説明申し上げますので、3ページのほう、お願いいたします。 歳入予算につきましては、そのほとんどが歳出予算に計上しています事業の特定財源となるものでございますので、別添としてお配りしてございます特別財源説明資料をご参照いただきたいと思いますので、ここでは特定財源以外の一般財源についてご説明申し上げます。 3ページの中ほどとなります。 15款2項5目の土木費国庫補助金として、道路メンテナンス事業補助金(過年度分)2,324万2,000円を計上してございますが、こちらは昨年度の道路メンテナンス事業対象工事の補助金について交付手続の関係により、一部今年度に交付がずれ込んだことから、当該分を収入するもので、既に事業は終了してございますので、一般財源扱いになるものでございます。 次のページをお願いいたします。 中段となりますが、18款1項1目の寄附金のふるさと寄附金といたしまして、1億円を計上してございます。こちら歳出でもご説明を申し上げましたが、寄附額が順調な伸びを示しており、今後も増加が見込まれることから、追加計上するもので、補正後の額は6億円となるものでございます。 最後となります。 19款2項1目財政調整基金繰入金1億2,748万4,000円につきましては、今回の第3号補正の歳入歳出予算の調整財源として計上するもので、これにより取崩し後の残高は37億2,000万円ほどとなるものでございます。 以上が令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第3号)の概要となるものでございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 9番 武田 浩人議員。 ◆9番(武田浩人)  16ページの予防費についてお伺いしたいと思います。 12節の委託料を初め、コロナウイルス関連の予防接種の予算ということでご提案をいただきました。財務部長のご説明ですと、接種は7月末までに高齢者の分を終わらせるというご説明でございました。本当に担当部局におかれましては大変な中、ご苦労も多かったものと推察を申し上げ、敬意を表するものでございますが、1つ気になりますのは既に決まっている日程でいくと、例えば7月に1回目の接種の予約をされて、自動的に8月にならないと接種できないというような日程が今そのホームページにも載っているのですが、2回目の接種も7月末までに終わらせるとすれば、そういった日程的な面も大幅に今後変更するという解釈でよろしいのでしょうか。そこら辺のご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  健康福祉部長から。 ○議長(黒澤芳彦)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一)  お答えいたします。 日程の追加ということで医師団と協議してお願いしました。それで、7月については早期の土曜日に午前、午後、750人、750人ということで1,500人、1日で接種をするということで見込みを立てまして、大筋で約8割程度の接種率ということで、7月末を見込んでございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかにございませんか。 1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  似たようなことちょっと聞かせてください。 ページ数が15ページのこの扶助費、何か僕の聞き違いだったら申し訳ないんですけれども、今年度というか、昨シーズンの雪下ろしのとき亡くなられた方に対するその県からのあれだということなんですけれども、これはそういう決まり事といえば変ですけれども、そういうのがあっていただけて、それに対して市からも幾らかなるのかということ、そこの説明をひとつお聞きしたいということが1点目。 それと、2点目になりますけれども、ページ数だと商工費の20ページになります。 委託料の宿泊者用食事提供委託ということで1,700万円、これはクウィンスと、あと森吉山荘ということですけれども、何か今、県内在住者に限り宿泊費の半減、上限が5,000円までやっておりますけれども、これこの中身というか、どういう積算でこういうふうな金額になったのかということと、それとあと、その委託等のその一応まず今年度は結局、指定管理ができないということになっていますけれども、それはこのお金がどういうふうな形なのかということの説明をもうちょっと詳しく教えていただけませんか。 ○議長(黒澤芳彦)  よろしいですか。 ◆1番(山田博康)  まず、取りあえずその2つ。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  先ほどの扶助費につきましては、総務課長が答弁します。 それから、今の宿泊費の関係に関しましては、産業部政策監から。 ○議長(黒澤芳彦)  最初に、災害弔慰金。 総務課長。 ◎総務課長(松橋みどり)  ご質問がありました災害救助費の扶助費に関してでございますが、これは国で定めております災害救助法によりまして、市で条例で定めております金額により給付をいたすことにしております。 ○議長(黒澤芳彦)  続いて、宿泊者用の食事について。 産業部政策監。 ◎産業部政策監(金澤誠)  お答えいたします。 宿泊者用食事提供委託についてでございますけれども、秋田県内の方限定で行われております、あきた県民割キャンペーンでは、市がクウィンス森吉と森吉山荘の宿泊事業者となっていることから、素泊まり料金のみがキャンペーンの対象となってございます。施設管理の受託者となっております事業者が提供する食事代につきましては、このキャンペーンの対象外ということになってございます。例えば素泊まり分が5,000円、食事代が5,000円だといたしますと、キャンペーンの対象は素泊まり分の半額2,500円が割引になりますけれども、食事代は割引対象にはなりませんので、利用者は7,500円の負担が生じることになります。これでは利用者からいたしますと、通常の宿泊施設とは異なりまして、食事代はキャンペーンの対象外となりますので、利用者にいただくためには相当丁寧な説明が必要となりますし、中には宿泊を取りやめるケースが出てきてございます。 こうしたことから、クウィンス森吉と森吉山荘の受託事業者に対しまして、宿泊事業者であります市から宿泊者用の食事提供を委託いたしまして、食事代についてもキャンペーンの対象にできるよう、この1,700万円を補正するものでございます。これにより、素泊まり分と食事代分がキャンペーンの対象となりまして、利用者は最大5,000円の割引を受けられるようになります。なお、この1,700万円の中には、1月から3月に再開される見込みのGoToトラベルへの対応分も含んでございます。クウィンス森吉については、この7月から3月までのGoTo、それから県民割合わせまして700人分を見てございます。森吉山荘につきましては2,700人分を見てございまして、これにより積算してございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに。 1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  今の説明お聞きしますと、結局これは国で一事業体、指定管理をしておれば、この必要ないんだけれども、今回の場合、その指定管理ができなかったから、その対象にならないと。これもまた何か県というか国の事業として、宿泊者に対してその今、政策監言われるように、同じ泊まって何でこうなるんだというの当然その説明は困ると思うけれども、要するにそういうふうに決まっているからということで何かすっきりしないですけれども、ただこれでいくと、あと、この積算の根拠ですけれども、700の2,700というのは、例年これぐらいの宿泊、今回このキャンペーンの利用によって、その場所によってはすごく混んでいるところもあるんですけれども、当市においてこれほど大分高い積算じゃないかなと思うんですけれども、その点まず1つ教えて。今までそうだったからということになるのかもですけれども。 あと、もう1点さっき聞こうと思ったんですけれども、その上の観光費の要するに国際樹氷サミット、三大樹氷のあれですね。これその委託料というような形での計上になっているんですけれども、これの委託先がどこで、僕、前のときも話したと思うんですけれども、何かそういう委託をしてしまうと、地元の人方が何か外というか、あまり関心が持てないのよな。だから、本来的にはやっぱり地元が中心になった形の中でそのいろんなアドバイスを受けるとか何かだといいんですけれども、その450万円何がしのその根拠みたいなのをちょっと教えていただけますか。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  それでは、産業部政策監から。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(金澤誠)  お答えいたします。 1点目の人数の根拠につきましては、これまでの実績等を踏まえて積算したものでございます。 それから、サミットに関しましては、内容といたしまして、オンライン商談会やパネルディスカッション、それから基調講演会、市民参加型の樹氷鑑賞会の企画等を検討してございます。今まだ日時、それからサミット会場等は未定とはなってございますが、いずれ委託先の業者さんにつきましては、これからプロポーザル等を検討して決定していきたいと考えてございます。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに。 最後、1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  その樹氷サミット、これ一巡して、今度2巡目に入るわけですよね。森吉の樹氷そのものを売り込むためには、大変いい企画なんですけれども、今、政策監の説明、このまだ半年もあるからコロナが収束してくれればいいと思うけれども、今のままでいって、オンラインだとか、その種のものでやるというかに、どれだけの効果があって、これ財源的には全く一般財源ですよね。やっぱり委託する前にやっぱりその地元関係者等も入れたやっぱりそのいろいろと意見交換する機会があっていいのじゃないかなと思うんですけれども、その辺のことは考えておいでになるのかどうかについての見解を求めたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  重ねて、産業部政策監。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(金澤誠)  お答えいたします。 まず、財源につきましては、今回、一般財源となってございますが、先日、観光庁のほうで令和2年度の第3次補正で事業の募集を行いまして、観光拠点の再生計画案、こちらの事業が採択となりました。新聞報道もされておりましたが、こちらの中でこのサミットもやりたいということで採択となってございますので、いずれまた後の議会のほうでこちらのほう特定財源ということで提案させていただければと考えてございます。 それから、サミット開催に向けての地元との意見交換会、そういったものについては今後検討してまいりたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第54号は、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ここで、昼食のため1時まで休憩いたします。   (休憩)                    (11時54分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (13時00分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第6「議案第55号、令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) ご提案申し上げます。 議案第55号、令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。 令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,035万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億2,569万7,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内容については、事項別明細書の33ページをお開き願います。 初めに、歳出でございます。 1款1項1目の2節、3節、4節につきましては、人事異動に伴う職員給与費の補正となります。12節委託料、国保標準システム導入委託1,544万6,000円につきましては、市の基幹システムの更新に併せ、国保の標準システムを導入するものでございます。なお、導入に係る国の財政支援については、翌年度特別調整交付金として交付される見込みとなってございます。 次に、歳入について、前のページをお願いいたします。 5款1項1目1節一般会計繰入金1,035万5,000円です。歳出に係る相当額を一般会計から繰り入れるものでございます。 以上、ご提案申し上げます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第55号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第7「議案第56号、令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第1号)」 日程第8「議案第57号、令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第1号)」 日程第9「議案第58号、令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第1号)」 日程第10「議案第59号、令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第1号)」の4件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご提案を申し上げます。 予算書の12ページをお願いいたします。 議案第56号、令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第1号)。 令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ143万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,520万円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内訳につきましては、事項別明細書でご説明いたします。39ページをお開きください。 歳出からご説明いたします。 1款1項1目管理費の1節及び8節は、会計年度任用職員の報酬と通勤手当の補正となります。2節、4節はいずれも人事異動に伴う職員給与等の補正で、3節は職員の人事異動によるもの、会計年度任用職員の手当の補正となってございます。職員数は11名でございまして、うち常勤職員が5名ということでございます。 続いて、2款1項1目医業費の12節委託料ですが、オンライン資格確認対応装置導入委託費ということで、42万9,000円と保守料4,000円を計上してございます。これはマイナンバーカードを保険証利用することで診療時における確実な本人確認と保険資格確認を可能とし、医療保険事務の効率化等を図るために整備するものでございます。なお、運用につきましては、3診療所同時に令和4年度より開始する予定でございます。17節備品購入費21万8,000円でございますが、薬用冷蔵庫の老朽化により更新するものでございます。 前ページをお願いいたします。 歳入です。 1款1項1目諸検査等収入307万3,000円は、ワクチン接種の個別医療機関として施設巡回や外来による新型コロナウイルス接種による診療収入で675人を見込んでおります。1人当たりの単価は2,277円となってございまして、国から入ってくるものでございます。 6款1項1目医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業費補助金25万円ですが、令和3年度新型コロナウイルス感染症感染拡大防止・医療提供体制確保支援補助金ということで、院内等での感染拡大を防ぎながら、地域で求められる医療を提供することができるよう、緊急的、臨時的な対応として、感染拡大防止等の支援を行うもので、無床診療所については一律に25万円上限で交付されるものでございます。対象経費といたしましては、感染拡大防止策に要する経費に限られず、院内等での感染拡大を防ぎながら、地域で求められる医療を提供するための診療体制確保等に要する費用について、幅広く対象となるものでございます。2目1節の医療提供体制設備整備交付金42万9,000円ですが、オンライン資格確認対応装置導入費用として交付されるものでございます。 3款1項1目一般会計繰入金で歳出との調整をしてございます。 以上が令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算の説明でございます。 続きまして、予算書の15ページをお願いいたします。 議案第57号、令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第1号)。 令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ368万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ56億9,861万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 債務負担行為。 第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 予算書の18ページをお願いいたします。 第2表、債務負担行為です。 北秋田市地域包括支援センター運営業務委託ですが、現行の指定管理契約が終了することから、新たに3年間の指定管理を選定するため、指定管理料の債務負担行為の設定をお願いするものでございます。 次に、事項別明細書の45ページをお願いいたします。 歳出からご説明いたします。 1款1項1目一般管理費及び3款1項3目包括的支援任意事業費の2節、3節、4節は、いずれも人事異動に伴う職員給与等の補正でございます。職員は14名、うち常勤職員9名となってございます。 前ページをお開きください。 7款1項4目の事務費等繰入金で歳出の調整をしてございます。 以上が令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第1号)の説明です。 続きまして、予算書の19ページをお願いいたします。 議案第58号、令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第1号)。 令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,761万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億689万5,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細書の51ページをお願いいたします。 歳出からご説明いたします。 1款1項1目一般管理費の2節、3節、4節は、人事異動に伴う職員給与等の補正となってございます。職員15名、うち常勤職員10名となってございます。 1款1項1目一般管理費、12節の診療業務委託800万1,000円ですが、4月より内科医不在となることから秋田大学へ内科医の派遣をお願いしていたところ、消化器内科と総合診療医センターの2名の先生に来ていただくこととなったため、診療委託料を補正するものでございます。これによりまして、阿仁診療所の委託は、月曜日が消化器内科の先生、火曜日が内視鏡及び内科の先生、水曜日が整形外科、木曜日が総合診療医センターの先生という診療対象となってございます。 2款1項1目医業費の12節委託料ですが、オンライン資格確認対応装置導入委託費85万8,000円と保守料1万6,000円を補正するものでございます。 次に、歳入ですが、前ページをお願いいたします。 1款2項1目諸検査等収入127万5,000円は、個別医療機関として施設や外来による新型コロナウイルス接種による診療収入で280人を見込んでございます。1人当たりの単価は合川診療所特別会計で説明した2,277円と同額でございます。先ほどご説明いたしました合川診療所と比較して見込み数が少ないのは、先ほど申し上げました内科医が月、火、木においでいただきますので、週3回の接種ということで計画しております。 次に、6款1項1目医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業費補助金50万円ですが、内容につきましては、合川診療所特別会計で説明したとおりでありますが、阿仁診療所につきましては、医科と歯科が設置されていることから、50万円の交付額を見込んでございます。2目1節の医療提供体制設備整備交付金85万8,000円ですが、オンライン資格確認対応導入費用として医科と歯科分で交付されるものでございます。 4款1項1目一般会計繰入金で歳出との調整をしてございます。 以上が令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第1号)の説明でございます。 続きまして、予算書の22ページをお願いいたします。 議案第59号、令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第1号)。 令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ62万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億669万8,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細書の57ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費の2節、3節、4節は、人事異動に伴う職員給与等の補正でございます。職員13名、うち常勤職員が10名となってございます。17節備品購入費6万4,000円ですが、診療所内でのワクチン接種において、接種後の経過観察スペースと待合部分を区切るためにキャスターつきのスクリーンを1台購入するものでございます。 次に、2款1項1目12節委託料43万6,000円ですが、オンライン資格確認対応装置導入委託費42万9,000円と保守料7,000円を補正するものでございます。 前ページをお願いいたします。 次に、歳入ですが、1款2項1目諸検査等収入170万7,000円は、個別医療機関として施設や外来による新型コロナウイルスワクチン接種による診療収入で375人を見込んでございます。 次に、5款1項1目医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業費補助金25万円ですが、内容につきましては、合川診療所で説明したとおりでございます。2目1節の医療提供体制設備整備交付金42万9,000円ですが、オンライン資格確認対応装置導入費用として交付されるものでございます。 3款1項1目一般会計繰入金で歳出との調整をしてございます。 以上が令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第1号)の説明でございます。 以上4件について、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 9番 武田 浩人議員。 ◆9番(武田浩人)  議案第56号、58号、59号、この3つに関連する質問をさせていただきます。 オンライン資格確認対応装置導入委託が計上されておりますが、来年度からマイナンバーカードを使って保険証として活用するという内容ですけれども、健康保険証の発行はたしか9月であると思いました。マイナンバーカードを保険証に使うとなれば、届出をして、ある一定期間のその時間がかかるはずなんですけれども、9月にその新しい保険証が発行されるまでには3か月程度あるんですが、今後マイナンバーカードを保険証として使いたいという市民の方がいらっしゃった場合は、段取りとしまして、どういう手続が必要になるのでしょうか。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  市民課長から。 ○議長(黒澤芳彦)  市民課長。 ◎市民課長(小笠原武)  マイナンバーの関係についてお答えいたします。 マイナンバー関係のカードにつきましては、初回登録が必要ということで、あと、実質今年度発行の部分については通常どおりの保険証の発行いたします。 補足いたします。 マイナンバーカードの初回登録の支援は、市民課のほうで国保年金係のほうで初期の支援をしてございます。 以上となります。 ○議長(黒澤芳彦)  9番 武田 浩人議員。 ◆9番(武田浩人)  市民課で対応なさるのは分かったんですけれども、その届出をされて実際に使えるまで、来年度ですから使うまでにはまだ日数は確かにあるんですけれども、どのぐらい届出をしてすぐ使えるわけではなくて、たしかある程度の日数が間置かれると思ったんですよね、何か月だかが。ということを聞いているんですが。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  再度、市民課長。 ○議長(黒澤芳彦)  市民課長。 ◎市民課長(小笠原武)  マイナンバーカードの登録に初回登録ということで5分程度で済みます。マイナンバーカード作成については1か月程度の期間を要するということでございます。登録してひもづけについてはすぐ使えるような状態としてございます。 以上となります。 ○議長(黒澤芳彦)  答弁不足でないの。 再度、市民課長。 ◎市民課長(小笠原武)  すみません。本日登録ということで、あと各医療機関、今後、今プレ運用ということで全国で500程度、プレ運用をしてございます。医療機関あるいは薬局等で設備等オーケーであれば使えるという内容となってございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  あれ、でも4月からそれって、今使えるというの…… ○議長(黒澤芳彦)  暫時休憩します。   (休憩)                    (13時24分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (13時25分) ◎市長(津谷永光)  市民課長から。 ○議長(黒澤芳彦)  市民課長。 ◎市民課長(小笠原武)  マイナンバーカードをただ持っているだけということでは使えなくて、初回登録をすると5分程度の時間を要しますけれども、使えるという内容になってございます。マイナンバーカードを保険証として使えるようになるということでございます。マイナンバーカードを持っていなければ使えないということでございます。 以上です。 失礼しました。4月からプレ運用ということで国のほうでは試用期間ということを設けていますが、実際的には10月をめどにということで国のほうから通知のほう来てございます。 以上となります。 ○議長(黒澤芳彦)  9番 武田 浩人議員。 ◆9番(武田浩人)  分かったような分からないような。市民の方にいずれお知らせをすることになると思うんですけれども、その際にこの申請する流れをきちんとお伝えをしないと、やはり混乱することも出るのではないかという懸念もあります。確かにカードの普及率は行政報告によれば28.幾らというパーセントでだんだん多くはなっているんですが、まだまだ少なくて、しかも保険証と兼ねるとなれば、当然、そんなに多くはないと思うんですけれども、ただこういった段取りで申請をすることによって、4月から使えますよということをぜひ分かりやすくお知らせをしていただけますように重ねてお願いを申し上げます。ご答弁をお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  市長。 ◎市長(津谷永光)  それでは、市民課長からしっかり。 ○議長(黒澤芳彦)  市民課長。 ◎市民課長(小笠原武)  大変申し訳ございません。ただいまの部分については、今後幾らかでも、まず市民の方に分かりやすく、今後丁寧な形で説明をしながら周知活動に努めたいと思います。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  関連でお尋ねさせていただきますけれども、そのマイナンバーカードが保険証として使えるということは分かりました。そうすると、保険証そのものは、そして今までであれば9月かなんかに全面更新しますよね。それはそのまま続くのか、それとも、今、手続をしてしまえばもうあと保険証なるものがなくなるのか。その辺はどうなんでしょうか。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  市民課長。 ○議長(黒澤芳彦)  市民課長。 ◎市民課長(小笠原武)  保険証については並行しながら、同じような体制で交付になります。 マイナンバーに代わってもそのまま保険証は保険証として交付になります。 以上となります。 ○議長(黒澤芳彦)  1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  そうすると、くどいけれども、使えるというだけで、その保険証そのものは今までと何ら変わらなく1年ごとなり更新しますよね。それは変わらなくて、たまたままず忘れていったときにそのマイナンバーがあれば、それに代えられると。こういう理解でいいんですね。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  市民課長。 ○議長(黒澤芳彦)  市民課長。 ◎市民課長(小笠原武)  利用方法については同じような状態で使えるということでございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかにございませんか。 11番 永井 昌孝議員。 ◆11番(永井昌孝)  議案56、58、59についてです。 オンライン資格確認対応装置導入の委託費について、各診療所において様々な金額想定されておりますが、どういった関係でその差が表れているのか、説明願います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  健康福祉部長から。 ○議長(黒澤芳彦)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一)  お答えいたします。 導入費用に関しましては、42万9,000円の単価ということで3診療所一緒でございます。ただ、阿仁診療所につきましては、医科と歯科がございますので、85万8,000円というふうになってございます。 また、委託の保守料でございますけれども、米内沢診療所につきましては、システムの更新時期が9月までとなってございますので、6か月分、医科の保守料1,100円の6か月分で6,600円、合川診療所、阿仁診療所につきましては、1月更新ということでありますので、3か月分の保守料ともに3,300円、それから阿仁診療所の歯科のシステムにつきましては、違ったシステムを導入してございまして、それについては1万2,540円の保守料ということで、3診療所それぞれ保守委託料につきましてはまちまちとなってございますけれども、基本つけるシステムにつきましては全て同じものでございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第56号から議案第59号の4件は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第11「議案第60号、令和3年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) それでは、予算書の25ページをお願いいたします。 ご提案申し上げます。 議案第60号、令和3年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号)。 令和3年度北秋田市前田財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ48万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ364万3,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 1枚めくっていただきまして、27ページのほうをお願いいたします。 最初に、歳出よりご説明申し上げます。 4款1項他会計繰出金として補正額48万1,000円でございますが、これは一般会計に対して、桂瀬自治会整備事業補助金の財源の一部として繰り出しするものでございます。 続きまして、歳入でございます。 前のページ、26ページになりますが、2款1項の繰越金といたしまして、補正額48万1,000円を計上するものです。こちらにつきましては、歳出一般会計繰出金の財源となるものでございます。 以上が前田財産区特別会計補正予算(第1号)となりますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
    ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第60号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第12「議案第61号、令和3年度北秋田市水道事業会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道局長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) 補正予算書の1ページをお開き願います。 ご提案いたします。 議案第61号、令和3年度北秋田市水道事業会計補正予算(第1号)。 総則。 第1条、令和3年度北秋田市水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 収益的収入及び支出の補正。 第2条、令和3年度北秋田市水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款水道事業収益、既決予定額8億2,319万8,000円、補正予定額96万9,000円の減、計8億2,222万9,000円。 第2項営業外収益、既決予定額1億8,276万円、補正予定額96万9,000円、計1億8,179万1,000円。 支出。 第1款水道事業費用、既決予定額8億6,170万5,000円、補正予定額609万9,000円、計8億6,780万4,000円。 第1項営業費用、既決予定額7億7,514万6,000円、補正予定額621万1,000円、計7億8,135万7,000円。 第2項営業外費用、既決予定額7,339万1,000円、補正予定額11万2,000円の減、計7,327万9,000円。 資本的収入及び支出の補正。 第3条、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正し、本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億5,496万4,000円を2億5,749万1,000円に、消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,060万6,000円を1,060万9,000円に、過年度分損益勘定留保資金2億2,551万1,000円を2億2,803万5,000円に改める。 収入。 第1款資本的収入、既決予定額2億26万6,000円、補正予定額6,000円、計2億27万2,000円。 第4項出資金、既決予定額1億8,482万5,000円、補正予定額6,000円、計1億8,483万1,000円。 支出。 第1款資本的支出、既決予定額4億5,523万円、補正予定額253万3,000円、計4億5,776万3,000円。 第1項建設改良費、既決予定額1億2,857万3,000円、補正予定額252万6,000円、計1億3,109万9,000円。 第2項企業債償還金、既決予定額3億2,665万7,000円、補正予定額7,000円、計3億2,666万4,000円。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正。 第4条、予算第6条に定めた経費の金額を次のように改める。 (1)職員給与費、既決予定額8,511万4,000円、補正予定額724万2,000円、計9,235万6,000円。 他会計からの補助金の補正。 第5条、予算第7条中、9,211万2,000円を9,114万3,000円に改める。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、補正の概要につきましてご説明申し上げます。 予算書の12ページをお開き願います。事項別明細書でご説明いたします。 収益的収入及び支出の補正でございます。 収益的収入。 第1款第2項営業外費用96万9,000円の減額の主なものでございますが、高料金対策繰入金算定基準の変更に伴いまして、一般会計補助金を補正するものでございます。 次のページ、収益的支出。 第1款第1項営業費用621万1,000円の増額につきましては、定期人事異動に伴います職員給与費504万9,000円と川口浄水場水位計の修繕費用116万2,000円を補正するものでございます。 14ページをお開き願います。 第1款第2項営業外費用11万2,000円の減額につきましては、起債利率の見直しによります支払い利息の減額及び本補正に伴う支払い消費税を減額するものでございます。 次のページ、資本的収入及び支出の補正でございます。 資本的収入につきましては、第1款第4項出資金でございますが、償還元金他会計出資金の増額補正でございます。 次のページをお開き願います。 資本的支出でございますが、第1款第1項建設改良費は、定期人事異動に伴います職員給与費を252万6,000円増額するものでございます。 また、第1款第2項企業債償還金は、企業債の利率見直しによりまして増額するものでございます。 以上が北秋田市水道事業会計補正予算(第1号)の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第61号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第13「議案第62号、令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) 補正予算書の1ページをお開き願います。 ご提案いたします。 議案第62号、令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第1号)。 総則。 第1条、令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 収益的収入及び支出の補正。 第2条、令和3年度北秋田市下水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款下水道事業収益、既決予定額13億4,975万9,000円、補正予定額17万9,000円、計13億4,993万8,000円。 第2項営業外収益、既決予定額9億5,917万9,000円、補正予定額17万9,000円、計9億5,935万8,000円。 支出。 第1款下水道事業費用、既決予定額14億1,255万円、補正予定額6万5,000円、計14億1,261万5,000円。 第1項営業費用、既決予定額12億7,137万6,000円、補正予定額6万5,000円、計12億7,144万1,000円。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正。 第3条、予算第9条に定めた経費の金額を次のように改める。 (1)職員給与費、既決予定額4,908万2,000円、補正予定額1万4,000円の減、計4,906万8,000円。 他会計からの補助金の補正。 第4条、予算第10条中5億5,855万7,000円を5億5,872万2,000円に改める。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細書でご説明いたしますので、予算書の8ページをお開き願います。 収益的収入及び支出の補正でございます。 収益的収入。 第1款第2項営業外収益17万9,000円の減額でございますが、定期人事異動によります職員給与費補正に伴う職員児童手当に係る繰入金及び本補正に伴う受入れ消費税を増額するものでございます。 収益的支出。 第1款第1項営業費用6万5,000円の増額の内訳につきましては、定期人事異動に伴います職員給与費の補正となってございます。 以上が北秋田市下水道事業会計補正予算(第1号)の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第62号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第14「議案第63号、工事請負契約の締結について(合川公民館改築工事(建築工事))」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 教育次長。 ◎教育次長(小坂竜也) (教育次長 小坂 竜也君登壇) ご提案申し上げます。 議案第63号、工事請負契約の締結について。 次のとおり工事請負契約を締結するものとする。 1、工事名、合川公民館改築工事(建築工事)。 2、契約の方法、一般競争入札。 3、契約金額、3億2,780万円。うち取引に係る消費税額及び地方消費税額2,980万円。 4、契約の相手方、北秋田市木戸石字川下32番地、株式会社佐藤庫組、代表取締役、佐藤 昌郁。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由でございます。 工事請負契約の締結については、北秋田市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を経る必要があるため、提案するものでございます。 次のページをお願いいたします。 工事の概要でございます。 1、工事場所、北秋田市李岱字下豊田25番地地内。 2、工事名称、合川公民館改築工事(建築工事)。構造等、木造平屋建て。建築面積、1,417.12平米、延べ床面積、1,237.19平米。工事内容、①の仮設工事を含めまして、記載の16の工事となります。 3、入札参加業者、記載の3社となります。 4、工期、議会の議決の翌日から令和4年2月28日まで。 資料といたしまして、ただいまの概要説明を含めまして、次ページ以降に案内図、配置図、平面図、立面図を添付させていただいております。 建物の配置につきましては、資料2に記載のとおりでございます。 資料3の平面図についてでございますが、施設内の間取りにつきましては、3月に行われました全員協議会において説明した内容から変更はいたしてございません。バリアフリーを取り入れ、授乳室を備えたキッズコーナー、中央ロビーには図書室とオープン閲覧コーナー、またスタディコーナーにはパソコン等を設置する予定としております。そのほか、研修室の1と2につきまして、利用人数に応じて開放できる構造となってございます。 本案に係る工事といたしまして、昨年度、合川地区の2つの公民館の解体工事が終了しております。新たに改築となる合川公民館につきましては、地域の利用者や代表者などで構成いたします検討委員会において、ご意見をいただきながら協議を行いまして、地域づくりの拠点として利用しやすい施設となるように取り組んできたものでございます。 本案の建築工事を含めまして、電気設備工事、機械設備工事については令和4年2月28日、外構工事につきましては同年の3月31日の竣工によりまして、4月からの供用開始を予定しているものでございます。 以上、ご提案申し上げます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第63号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第15「議案第64号、財産の無償譲渡について」 日程第16「議案第65号、辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(河田浩文) (総務部長 河田 浩文君登壇) それでは、2議案について提案いたします。 議案第64号、財産の無償譲渡について。 次のとおり土地及び建物を譲渡する。 1、譲渡する土地及び建物。 (1)所在地、北秋田市阿仁銀山字下新町57番地1。 (2)構造、木造亜鉛メッキ鋼板葺平屋建て。 (3)用地面積、382.93平方メートル。116坪です。 (4)延べ床面積、107.65平方メートル。33坪です。 2、譲渡の相手方、東京都江東区森下2丁目27番7号、ナラハラビル303、ゴースワーミー理砂。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 財産の無償での譲渡については、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の議決を経る必要があるため、提案するものである。 次のページに、資料として平面図を添付してございます。 譲渡する土地及び建物は、旧秋田銀行阿仁合支店の社員用住宅で、昨年、秋田銀行様より市の移住定住施策の促進及び事業展開のためという趣旨でご寄附いただいた物件です。今年4月に寄附の趣旨に沿った活用と5年間の譲渡制限を主な要件としまして、譲渡希望者を公募したところ、3名の方から応募がありました。5月に譲渡対象者選定審査会を開催し、譲渡候補者を選定したため、今議会に提案するものです。なお、譲渡候補者は子供を含む家族と一緒の移住を予定しておられます。 議案第64号の概要は以上でございます。 次に、議案第65号を提案いたします。 議案第65号、辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について。 辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項において準用する同条第1項の規定に基づき、辺地総合整備計画を別紙のとおり変更するものとする。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 令和2年度から令和6年度までの大阿仁辺地に係る公共的施設の総合整備計画について、事業計画に変更が生じたので、議会の議決を求めるものである。 次のページが計画書、その次のページから新旧対照表となりますが、次のページの総合整備計画書で説明いたしますので、次のページをお開きください。 総合整備計画書は、変更後の大阿仁辺地の計画書となりますけれども、2の公共的施設の整備を必要とする事情に、アンダーラインの部分、市道幸屋線改良事業の必要性に関する記述を追加し、3の公共的施設の整備計画、これもアンダーラインの部分ですけれども、に市町村道として、市道幸屋線改良事業費2,650万円を追加するものです。 議案第65号の概要は以上であります。 提案いたしました2議案について、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第64号、議案第65号の2件は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第17「報告第2号、令和2年度北秋田市繰越明許費繰越計算書」の報告を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤 進君登壇) それでは、ご報告申し上げます。 報告第2号、令和2年度北秋田市繰越明許費繰越計算書。 一般会計でございますが、最上段の4款1項新型コロナウイルスワクチン接種事業から、一番下の8款3項急傾斜地崩壊対策事業までの12事業につきまして、繰越しの議決額は23億9,675万3,000円でございましたが、そのうち令和3年度への繰越額といたしましては19億9,704万2,000円を繰り越すものでございます。財源内訳は記載のとおりでございます。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で報告第2号は報告済みとして終了いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第18「報告第3号、令和2年度北秋田市下水道事業会計予算繰越報告について」の報告を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) 報告いたします。 報告第3号、令和2年度北秋田市下水道事業会計予算繰越報告について。 地方公営企業法第26条第3項の規定により、次の繰越計算書のとおり報告する。 令和3年6月17日提出。北秋田市長 津谷 永光。 令和2年度北秋田市下水道事業会計予算繰越計算書。 地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額でございます。 事業名は米内沢浄化センター耐震化・改築事業でございます。翌年度繰越額が7,600万円。財源内訳は表記載のとおりでございます。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で報告第3号は報告済みとして終了いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第19「陳情第39号、教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合引き上げをはかるための、2022年度政府予算に係る意見書採択の陳情について」 日程第20「陳情第40号、地方財政の充実・強化に関する意見書提出についての陳情」の2件は、請願・陳情文書表に記載のとおり、総務文教常任委員会に付託し、審査をお願いすることにいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでございました。   (散会)                    (14時06分)...